上手な病院のかかり方②~予約時間編~
どうも!つれづれです。今日は上手な病院のかかり方の続編をお届けします。
みなさんの中には持病があって、外来通院をしばらくしている方もいるかもしれません。今回はそういう方向けの内容になっています。
本日のポイントは・・・・
- 予約時間はあくまで目安
- 予約時間を入れるなら予約枠の一番最初か一番最後
です。では順を追って説明していきます。
予約時間はあくまで目安
「いやぁ、10時の予約で外来に行ったのに、診察が始まったのが12時過ぎだったよ。」なんてことを経験したことはないでしょうか?実は、予約枠というのは、各先生が自由に設定していて、たとえば1時間に4人~10人とかで設定しています。単純に平均すると、1人あたり15分から6分の計算になります。
再診ならば、特に患者さんの容態が悪くなければ、それくらいの時間でパッパッと診察ができるのですが、容態が悪くなった患者さんがいたり、あるいは隙間時間に初診の患者さんを診たりして時間がかかったり、患者さんが多すぎて1時間の予約枠を超過して予約を入れたりすることもあるので、どんどん診察の予定が狂っていくのです。そもそもそんなに多く診られない人数を始めから予約枠にしている先生もいる気がします。
先生の中には、1時間の予約枠の人数を絶対に動かさない人もいますし、初診は絶対に診ない時間帯を作る先生もいます。そういう先生の患者さんからは時間に関する不満はあまり聞こえてきませんが、逆に具合が悪くなったときに予約がだいぶ先にしか入らなかったり、初診の患者さんの予約もだいぶ先にしか入らなかったりという別の問題が生じやすいです。そう、すぐに診てもらえないのです。
医療現場も試行錯誤していますが、なかなか上手くいかないのが実情です。というわけで、予約時間はあくまで目安だと思って、外来で待っている方が気が楽になります。毎日こんなに待たされたら嫌になってしまいますが、1ー3ヶ月に1度くらいなら、許せる気持ちになりやすいのではないでしょうか?
予約を入れるなら予約枠の一番最初か一番最後
そうは言っても、あまり待ちたくはないものです。私も待つのが大嫌いです。では、オススメな時間帯はいつなのでしょうか?それは、予約枠の一番最初か一番最後なのです。
通常、予約枠は午前、午後毎に設けられています。患者さんの数がまだ少ないうちや、患者さんがほとんどいなくなって、来なくなる時間帯ならば、あまり時間を待たずに診察にしてもらえる確率が高くなります。
たとえば、9時~12時の予約枠が設定されている場合、9時や12時がオススメになります。さらに言えば、9時の方が12時よりはベターです。ただ、これは予約人数を超過させない先生の場合で、超過させている先生の場合には、逆に12時の方が9時よりも待ち時間は少ない印象です。
予約枠の人数を超過させているかどうかを知るには、パソコンなどで次回の再診予約を入れるときの再診状況をチラッと見て気がつくこともありますし、予約を入れる時の先生の言動からなんとなく察することができます。他には、9時に病院に行ったときに、同じ先生の外来に入っていく患者さんがやたら多い場合には、予約枠の人数を超過させて診察している可能性が高いです。
いかがでしたか?少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。