袋田温泉の思い出浪漫館は空気と食事がとても美味しいが、お湯がぬるいのが少し残念
つれづれです。
温泉つながりで、今後いくつか紹介していきたいと思っていますが、今回は茨城県の山奥にある袋田温泉の思い出浪漫館に泊まってみました。
袋田温泉の場所はグーグルマップで見ますと、茨城県の北で福島県や栃木県の県境にあります。近くには有名な袋田の滝やバンジージャンプできる竜神大吊橋があります。
前回のように夜遅くに宿に到着してしまいましたが、外に出るとすぐに感じたことがありました。それは・・・空気が美味しいのです。スーっとするような冷たく心地よい空気が辺りに充満していました。
駐車場には県外ナンバーの車もチラホラありますし、観光バスも数台駐車していました。人気があるのでしょうね。
部屋
一人でいるには十分過ぎるほど広かったです。渓流が流れる外の景色を見ようと、眺めが良い部屋にしたのですが、到着が夜になってしまい、よく分かりませんでした(苦笑)。
全体的に部屋は清潔でした。トイレはウォシュレット付きでした。温泉かどうかは確認していませんが、部屋にはバスもありました。アメニティはごくごく一般的で特筆するような特徴はありませんでした。全体的に少し古めな設備です。
夕食が終わって部屋に戻ると布団が丁寧に敷かれていました。
夕食
はじめに強調しますが、山奥と侮ってはならず、結構美味しい料理でした。
基本はコース料理なのですが、鮎の塩焼き、奥久慈軍鶏のけんちん汁、大子産ごはん、漬け物、奥久慈こんにゃくの味噌田楽はセルフサービスというシステムでした。
ドリンクには地酒の飲み比べをしてみましたが、どれも飲みやすくて美味しかったです。
このご飯で使用されていたお米が大変美味しく、炊き方も申し分ありませんでした。自信を持ってオススメできる味でした。一方、けんちん汁はすこし煮込み過ぎの感がありました。囲炉裏のような場所に置かれている鮎の塩焼きは美味しいは美味しいのですが、もう少し熱々にしてもらえた方が良いように感じました。
お刺身は少ないながらも新鮮さがあり、十分美味しいものでした。前菜なども美味しかったです。
茶碗蒸しやシーザーサラダも良い味付けでした。野菜も新鮮でした。
常陸ポークと和牛のしゃぶしゃぶ、アワビのバター焼きもあり、いずれも美味でした。
デザートはクリームチーズムースでした。こちらは可も無く不可も無くといった味でした。
正直、予想以上に食事が美味しかったです。
温泉
内風呂と渓流風呂の二つに入ってみました。
内風呂は一番下の階にあり、内湯と露天風呂がありました。露天風呂とはいえ、あまり開放感はなく、加温しなければならない温泉でしたので、温度がぬるめのために、さほど気持ちよくなりません。内湯で十分かな、という印象でした。
渓流風呂は少し外へ歩く形になります。途中、右手に渓流を眺めながら、通路を歩いて行きますと、男女別に分かれた渓流風呂が現れます。ここでは石鹸などは流せないため、体を洗うことはできません。
夜に入りましたが、照明もある程度しっかりしているのですが、やや急な階段があるなど、高齢の方には不向きかもしれません。
ここでもやはりお湯の温度がぬるいため、私が好きな頭が涼しくて体が熱いというような感覚にはなりづらかったです。
しかも男性風呂だけかは不明ですが、少し位置をずらすとホテルから見えてしまうので、あまり長居する気にはなれませんでした。
全体的に温泉は函館の方が良かったですね。
まとめ
- 自然豊かで食事が美味しい
- 温泉はぬるめだが、内湯ならちょうどよい位
- 山道を走るので気軽には行きづらいかもしれない
ホテルレーティング: 7/10
基準)料金、受付、部屋、レストラン、アクセス、周囲の環境につ