ハト派的だったFOMC
あちゃー
FOMCの結果、株高、円安になっています。
予想は見事に外れました・・・・。
今後に活かすために、原因を考察したいと思います。
既に日経でも指摘されていますが、金利の発表後のイエレン議長の会見とともに株高、円安、つまりリスクオン状態になりました。
元々利上げのペースはゆっくりだろうという予想でしたが、利上げのペースは緩やかであることをかなり強調しました。それが市場の安心感を誘ったというわけです。
利上げは利上げですが、議長のハト派発言で、どちらかと言えば予想よりも緩和的だったということになります。市場的には予想よりもポジティブな新しい材料が提供されてしまいました。
それでは、この後の市場はどうなるのでしょうか?
予想を外しおいて、また予想するのもどうかと思いますが、まぁ、その辺は気にしないでいきましょう。
おそらく、しばらくは株高、円安または横ばいです。その雰囲気が変わるのは、利上げの影響でアメリカの経済指標が悪化するにも関わらず、FRBが利上げをするという事態ではないでしょうか。あるいは、緩和的とはいえ、年金機構などがこれまでのハイリスクの株式から利上げされた債権へ資金を移すような事態や、原油安による企業やファンドの破産が引き金になるのではないしょうか。
どちらにせよ、急な変化ではなく、ジワジワとしたゆっくりとした変化だろうと考えます。年4回と予想されている利上げですが、次回の予定は来年3月頃ですから、遅くてもその頃が危ないのでは考えています。
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