徒然なる日々の栄光

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上手な病院のかかり方①〜問診票編〜

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今回は医療ネタをひとつ。

 

人は皆、健康でありたいと願っていると思いますが、時に病気にかかったり、ケガをしたりします。

 

そういう時に、お世話になるのが病院ですね。

 

まず、忙しい仕事の合間に病院に行きますが、残念ながら、たいていは混んでいます。受診したい科が分かっていれば良いですが、迷うときは総合受付でどこにかかったら良いかを相談します。

 

そして、受診する科の受付では、初診の方は問診票を渡されます。実はこれが大切なのです。ここで書かれた問診票は、受付から看護師などを経由して医師の元に届けられます。医師はこの問診票を眺めて、症状や既往(=持病)、タバコや飲酒の様子からどのような病気が考えられるか、薬の飲み合わせやアレルギーに注意しないとならないか、薬や検査に支障がある妊娠や授乳をしていないか、等を考えてから、患者さんを呼んで診察しています。

 

この問診票の情報が少ないと、医師は患者さんからこういった重要な情報を聞かなければなりません。いきなり色々質問されても、こちらも緊張したりして上手く答えられないこともあります。そうすると忙しいのに、意外と時間がかかってしまうものです。

 

きちんと問診票が記載されていれば、医師は確認したり、少し追加の質問をするだけで済みます。時間の節約ですね。

 

ですから、待合室での待ち時間を利用して、しっかりと症状、既往、タバコ、飲酒、アレルギー、内服薬(市販薬も書いた方がよいですね。いくつも内服している人はお薬手帳を渡すだけでOK!)、妊娠や授乳について書いた方がよいのです。

 

ちなみに、症状は、「①どこに、②どのような、③どのくらいのひどさで、④これまでどう経過していて、⑤どんな時に生じて、⑥どういう時に良くなったり悪くなったりして、⑦他にどんな症状が一緒にあるか」を記載すると良いです。

 

例えば、いわゆる片頭痛の場合、①頭の右側に、②ズキズキとした痛みが、③仕事を休まないといけないくらいひどくて、④ここ1ヶ月で8回くらいあり、⑤夜勤明けに起きやすく、⑥大人しく寝ていると良くなり、⑦時に吐き気を伴う、と記載すればOKです!頭痛の場合、1回あたりの持続時間も大切なので、それも書いておきましょう。

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