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ユナイテッド航空のマイルが貯まる! マイレージプラス・セゾンプラチナカードの価値を探る!!

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 つれづれです。なんだかんだいって、クレジットカードが増えてしまいました。今回は、少し前に取得したマイレージプラス・セゾンプラチナカードの価値について考察します。

結構このカードはレアなんですよね。ポイントはまとめると以下のようになります。

  1. VISAプラチナの資格
  2. それなりに充実した保険内容
  3. 入会特典マイルと継続ボーナスマイル
  4. 高い決済力とステイタス

それでは、マイレージプラス・セゾンカードの基本的な価値も踏まえつつ、それぞれについて詳しく述べていきます。

 

マイレージプラス・セゾンカードの基本的な価値

 マイレージプラスは、アメリカの航空会社ユナイテッド航空のマイレージサービスの名称です。ユナイテッド航空はスターアライアンスメンバーで、ANAと提携しています。

 

 

ですので、マイレージプラスで貯めたマイルを特典航空券に換えるときに、ANAの国内便に当てることが可能です。

 

 

ANAの国内便を利用するには、元々片道10,000マイルが必要でしたが、2015年6月8日からは片道5,000〜8,000マイルに引き下げられました。ANAのマイルで特典航空券を取るには、季節や距離によって変動が大きく、片道5,000〜10,000マイル前後になっています。同じマイルであれば、遠くに行けた方がお得なわけなので、東京ー石垣で比較しますと、マイレージプラスでは往復16,000マイル、ANAマイルでは17,000〜23,000マイルが必要ですので、特に夏のハイシーズンにはマイレージプラスの方がお得になります。私もこれで夏休みに石垣島に行きましたが、そのときの料金をANAのホームページでみたら、片道35,000円くらいでした。往復分の16,000マイルを得るのに107万円ほどかかるので、7÷107万円×100≒6.5%という高い還元率でした。

 

 

また、ANAマイルは提携のクレジットカードのショッピングでほとんど100円=1マイルで貯まりますが、マイレージプラスは、1000円=15マイルで貯まりますから、搭乗によるマイルを度外視すると、ショッピングで貯まる速さはマイレージプラスの方が1.5倍速くANAマイルよりも貯まることになります。

 

 

特典航空券について、ANAの国内便の予約はユナイテッド航空のホームページから予約が可能です。実際予約してみると気がつくのですが、必ずしも直行便だけではなく、経由便も検索してくれて、経由便での利用も可能になっています。実際に経由便を利用したことがありますが、もちろん必要なマイル数は変わりません。

 

 

少しネックな点は、何かとANA便の特典航空券を使うには手数料が多めにかかることです。ANAマイルの場合、キャンセルでは3,000マイル没収されますし、変更は差額分の調整になるだけです。しかし、マイレージプラスで利用すると、マイルは全部戻りますが、キャンセルに200ドルかかります。変更は21日前までと20日以内で75ドル、100ドルそれぞれ必要になります。しかも、20日以内の予約だと、75ドルの発券手数料がかかります。なお、ANA便の予約は2ヶ月前からしかできませんが、ANAマイルの利用でも、この条件は同じです。

 

 

VISAプラチナの資格

 このカードの最大のメリットがこちらです。実はVISAカード自体にランクがあり、平、ゴールド、プラチナ、インフィニットと格上になっていきます。このカードを取得すると自然にプラチナステータスになります。

 

 

このVISAプラチナのステータスが付与されるカードは、それほど多くはありません。一応紹介しますと、レクサスカード、エポスプラチナカード、有名な三井住友VISAプラチナカード、セディナプラチナカードくらいしかありません。

 

 

では、どのような特典があるのでしょうか?特典をまとめると以下のようになります。

  • 24時間365日のコンシェルジュサービス(VPCC: VISA Platinum Concierge Center) ただし、三井住友は自前、セディナプラチナは情報不足で不明。
  • プラチナダイニング:レストランの優待
  • プラチナクラブ:ホテルや旅館の優待
  • トラベル:海外パッケージ商品の優待
  • ゴルフ:優待価格でのプレー

一番のメリットはVPCCだと言われています。かなり評判が良いです。ただ、私の場合、1度だけ使用したことがありますが、可もなく不可もなくでした。普通、コンシェルジュサービスは電話対応なのですが、VPCCではメールでのやりとりが可能なので、気軽に依頼をしたり、時間を気にしなくて依頼したりできるという点が特徴的です。他の特典は利用したことがないので正直よく分かりません。

www.visa.co.jp

 

 

 

それなりに充実した保険内容

保険をみるポイントは、死亡・後遺障害の額以外に、利用付帯(=クレジットカードを利用して保険が有効)か自動付帯(=何もしなくても保険が有効)か、傷害や疾病治療費の額、家族の保険内容が重要です。

 

 

このカードでは、 海外は自動付帯ですが、国内は利用付帯です。こちらは海外でも利用付帯が多い一般的なクレジットカードよりはマシだという程度でしょう。

 

 

そして、意外と馬鹿にならない渡航先の怪我や病気についての傷害や疾病治療費の額ですが、本会員が300万円で家族が200万円ですから、それなりに頑張っていると言えるでしょう。ただ、日本と違って保険がきかない海外では、1,000万円くらいないと不安になります。ちなみに、他のプラチナカードでは、500〜1,000万円が標準になっています。他のクレジットカードでの傷害や疾病治療費の額も合算できるので、他に数枚のカードを保有するか、旅行前に保険加入しておくことをオススメします。

 

 

死亡・後遺障害の額は本会員が1億円で、家族が1,000万と本人に手厚く、家族には冷たい感じです。ただ、先にも述べたように、傷害や疾病治療費の額がまずまず高額の部類ですから、家族としてもメリットは大きいように感じられます。

 

入会特典マイルと継続ボーナスマイル

 マイレージプラス・セゾンプラチナカードでは入会キャンペーンをよく開催しています。ショッピングの条件は付きますが、合計でだいたい2万マイルくらいは獲得できます。2015年10月~2016年3月末まで入会で1万マイルがもらえて、あとは1,000円で30マイルがもらえるダブルポイントキャンペーンが開催されています。30万円強も支払うと、だいたい2万マイルになります。また、継続ボーナスとして、5,000マイルが毎年もらえます。

 

 

ちなみに、5,000マイルの価値ですが、ユナイテッド航空ではマイルの購入が可能なので、それを参考にしますと、190ドル弱ですから、1ドル=120円のレートで22,000円くらいになります。年会費が38,800円(税込)とやや高めですが、実際の年会費は38,800ー22,000=16,800円になります。

 

普通のマイレージプラス・セゾンカードの年会費が1620円で、ショッピングで同じマイルを獲得できるようにするには、マイルアップメンバーズの年会費が5,400円が必要になって合計7,020円になりますから、実質的なプラチナとの差額は16,800ー7,020=9,780円でしかありません。このわずかな差額で、VISAプラチナと比較的高額の保険がもらえるのならば、決して悪くはないという印象です。

 

高い決済力とステイタス

 もう何もいうことはありません。全世界で通用する泣く子もだまる?VISAブランドです。しかもプラチナカードですので、普通のゴールドカードよりも格上になります。与信枠も私の場合には、300万円を頂きました。ですので、高額の決済も可能です。

 

 

いかがでしたか?個人的には、あまり悪くないカードだと思います。ネックはこのクラスのカードで標準で付帯するはずのプライオリティパスがないことです。国内の空港カードラウンジは利用可能なのですが。

 

 

スタンスとして、ショッピングではこのカードでマイルを貯めてからANAの特典航空券に換えて、ANA搭乗ではSFCの資格でボーナスを稼ぎつつ、ANAのラウンジを利用するというスタンスが良いのではと感じています。

 

今年の更新は今日までの予定です。それでは皆様良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

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