スイス鉄道の旅〜グルメ編〜
(乗り換えで寄ったインターラーケンオスト)
つれづれです。
今回のスイスの旅で利用した有名なレストランについて書きたいと 思います。
目次
Walliserkanne
マッターホルンの麓のツェルマットにあるレストランです。
ガイドブックには日本語メニューがあるということと、 チーズフォンデュが食べたくて利用しました。
店に入ると店長らしき長身のアフロヘアーの方が話し掛けてくれま した。
テラス席も選べましたが、私は室内にしました。
日本語メニューもしっかりありました。ここでは、 チーズフォンデュ以外にソーセージも食べてみることにしました。
チーズフォンデュはチーズをお酒で伸ばしているそうですが、 あまり酔う感じにはなりませんでした。煮ているので、 アルコールは気化しているのかもしれません。量が結構あり、 全部食べ切れませんでしたが、味は良かったと思いました。
ちなみにソーセージも美味しかったです。
ツェルマットに行くときには、また行きたいと思いました。
ただ、注意点としては、 フランスに近いためかフランス語がメインになっています。 スタッフは英語も話してくれますが、 発音が聞き取り辛かったです。まあ、お互い様でしょうか。
Brugerstube
ルツェルンにあるレストランです。Luzerner Chugeli Pasteteというミートパイが絶品とのガイドブックの記載を 信じて行ってみました。
このレストランはHotel Wilden Mannという五つ星ホテルに入っています。
予約無しで行ってみると夕食時なのに、客は二組だけでした。
「本当にここは大丈夫かな?」、と思いながら席に通してもらいました。
例のミートパイとスープを注文しました。 シェフのはからいでスパークリングワインと前菜も頂きました。
肝心のミートパイですが、私の口にあったようで、 とても美味しかったです。量が結構あるので、 途中でパンを食べてしまった結果、 残念ながらミートパイは食べきれませんでした。
料金も高すぎることもないので良いのですが、 私が気になったのは馴れ馴れしい男性のスタッフがいたことでした 。直接、私を担当してはいませんが、 振る舞いが少し気になりました。1人で利用していたアジア系( 日本人?)の女性に絡んでいるかのような印象がありました。
ちなみに、ここはドイツ語圏でした。
Window Restaurant
ジュネーブにあるレストランです。
ダングルテールという五つ星ホテルの1階に入っています。
レマン湖に面しており、モンブランも見えます。
せっかくなら眺めが良い席に座りたいと思いました。 眺望の要素が加わるので、流石にここは予約が必要かなと思い、 予約してみることにしました。
インターネットでも予約できましたが、 なぜか1人だと予約できず、 アメックスプラチナコンシェルジュに予約を依頼しました。 依頼時に、湖が見える席と付け加えてもらいました。
予約時間に行ってみると、きちんと予約できており、 窓から2列目ではありましたが、充分眺めが良い席でした。 最前列は1人の私も気が引けてしまいますので、 このくらいがちょうど良いと思っています。
ジュネーブあたりはフランス語圏で、 列車の案内もフランス語ばかりでした。 ホテルやレストランのスタッフも基本的にはフランス語がメインの ようでしたが、英語も通じました。ただ、 なんとなくフランス語調の英語でした。
おまけですが、ドイツ語話者の英語は抑揚が少なく、 フランス語話者の英語は滑らか過ぎる気がしました。
ぜひ、ここではワインも試したい、と考えていましたが、 私にはワインの知識はほぼないので、 私が頼んだ料理を見てもらい、 スタッフにワインを選んでもらいました。結局、 ワインは南アフリカ産の白ワインになりました。
結論から言いますと、値は張りますが、 ここの料理やスタッフのサービスは素晴らしいです。 オススメしますし、私もジュネーブにまた来たら行きたいです。
まず、料理が美しいです。スズキのカルパッチョは芸術的でした。宝石のようで大変美しかったです。
いちごとレモンシャーベットのデザートも同様でした。 詳しくはありませんが、フランス料理みたいなのでしょう。
次に、味が美味しい。 エビとお米の料理ではソースが気に入りました。 選んでくれた白ワインにも良く合っていました。
最後に、 スタッフのキビキビした動きと目配り気配りが感じられました。 たいていのレストランなどでは、味はどうか聞いてきますが、 簡単な雑談も踏まえ、各テーブルに満遍なく声を掛けていました。
ちなみに、ここはチップが別になっていました。私は20% にしましたが、スズキのカルパッチョの前菜、 エビとお米のメイン、デザート、紅茶、 グラスワイン2杯でチップ込み186スイスフランでした。 決して安くありませんが、料理やスタッフの質からみて、 妥当だと考えました。
こちらのレストランは夕食時に眺めが良い席から埋まるので、 眺めの良い席が良ければ予約をオススメします。
スイス鉄道の旅〜ホテル編〜
(ホテルエデンから見た幻想的なサンモリッツの風景)
つれづれです。
スイスの旅で利用したホテルを一挙に紹介したいと思います。
目次
ユニークホテルエデン
サンモリッツにあるホテルです。
行き方
サンモリッツは坂の町で、移動がやや大変です。
案内も何もないのですが、列車をサンモリッツ駅で降りて、 駅舎を背中側に向かって左手に町中に行けるエスカレーターが設置 されています。これを使うとかなり便利です。2017年6月現在、周辺を工事中でわかりづらいです。下の写真では、左手に行けばエスカレーターが設置されている建物に行けます。
ホテルはさらに上方にありますので、 ここからさらにエレベーターを利用します。下の写真のPalace Galerieのエレベーターで上に1階だけ上がります。
そうするとかなり近道になります。バスでも行けるようなのですが、今回は調べていません。
部屋
小さめですが、日本人の感覚では必要充分です。
気になったのは、 シャワーの衝立が完全にシャワーを防げないことでした。ただし、 自分の使い方で、なんとかなりそうではありました。 あとは隣の部屋の音が多少聞こえることでした。
アフタヌーン・ティー
ケーキとコーヒー、紅茶などが無料で提供されています。
味も美味しかったのですが、ケーキはすぐに無くなっていました。 食べたい方は早めにどうぞ。
朝食
地下1階が会場でした。係の人に挨拶すると、 適当な席を勧められます。
卵焼、ベーコン、ハム、スモークサーモン、カットフルーツ、 パン類などがあります。 野菜はミニトマトと薄切りキュウリくらいで、少なめです。
味は美味しくて満足できました。
スタッフ
中年の女主人とその息子? みたいな体格が良い男性は英語が堪能です。
私の場合、 近くのケーブルカーを利用できるカードを貸してもらえたのですが 、 女主人はその使い方や10スイスフランのデポジットが必要な話し を丁寧にしてくれました。
帰りはカルロスさんという少し小柄な男性に車で駅まで送って頂き ました。私以外に昨日まで日本人が2人いて、 その方達はポルトガルに旅立った話なども聞かせてくれました。
まとめ
比較的手頃な料金で宿泊でき、朝食も美味しく、 スタッフの方々も良い方達ですので、オススメします。ただ、 夕食の提供がないので、自分で確保する必要があります。 COOPというスーパーもありますが、 19時くらいには閉まるので、注意が必要です。
ユーロホテル&スパ
マッターホルン近くのツェルマットで泊まったホテルです。
行き方
ホテルのタクシーが往復で利用可能でした。私は気づかずに、 帰りだけ利用しました。なお、帰りにはポーターが出払っていて、 ホテルのマネージャーが送ってくれました。
一応、下の写真のツェルマット駅から歩いても15分くらいで着きます。 道はさほど悪くはないので歩きでも可だとは思いました。
部屋
マッターホルンが見える部屋にしましたが、 まさに写真の通りでした。最高の眺望でした。
早朝に早起きして朝焼けも撮りましたが、最高に美しかったです。それだけでも泊まる価値があると言えるでしょう。
このホテルではターンダウンサービスがあり、少し驚きました。プチ高級ホテルですね。
気になった点は、排水の音が周囲から多いのと、 上の階の足音がうるさいこと、 バルコニーのプライバシーの少なさでした。
バルコニーは短めな衝立があるだけで、容易に隣に行けます。 ただし、 外からバルコニーのドアを開けられない構造にはなっていました。ちなみにバルコニーでは喫煙可です。
朝食
レストランでビュッフェ形式で頂きました。ここではコーヒーはサーブしてくれますが、紅茶はセルフでした。
チーズやハム類のバリエーションが豊富で、 ここのハムは特に美味しかったです。
スタッフ
気さくな感じの明るいスタッフの方々でした。
まとめ
眺望、朝食、ターンダウンサービスなどは大変良いので、 音の問題が気にならなければ良いと思います。
ホテルアンカールツェルン
ルツェルンで泊まったホテルです。
行き方
ルツェルンの駅を降りて、 正面にあるエスカレーターで地下に行き、 さらに正面のエスカレーターで地上に出て、 カペル橋がある川沿いへ左に出てからホテルへ行くとスムーズだと 思いました。
部屋
ドアがやや重たいのですが、道路に面していても、 遮音性が高くて静かでした。
シャワーの水跳ねも一番少なかったです。
部屋としては広くありませんが、私には居心地が良かったです。
朝食
フロントがある1階にあるレストランが会場です。
全般的美味しく、 特に蜂蜜が箱入りで置いてあったのには驚きました。
気になった点は、朝食で果物はそのまま出されていて、 カットしたければ自分でする必要があることでした。
スタッフ
明るくて良い雰囲気のあるスタッフばかりでした。
まとめ
安めのホテルですが、リーズナブルで良いホテルだと思います。 もっと高評価でも良いと思いました。少しだけ段差がある部分があるので、そこは覚悟しておいた方がよいでしょう。
ホテルダングルテール
ジュネーブで泊まった5つ星ホテルです。
行き方
ジュネーブの駅から歩いて10分くらいですが、 ジュネーブの町中に凸凹があり、少し歩きづらいです。
部屋
装飾が綺麗なのですが、機能的とは言いづらいです。
雰囲気を楽しみたい方にはうってつけでしょう。トイレの照明がブルーだったのは良くわかりません(笑)。
他に気になった点は、床が所々できしむ音がすることでした。 この現象はホテルの廊下でもよくありました。 よく言えば味があるのでしょうか。
スタッフ
五つ星らしく丁寧できちんとしています。多少、 英語が聞き取り辛いところがあったくらいでした。
早朝のチェックアウトでしたが、 モーニングコールからチェックアウト後のタクシーの手配、 荷物の搬出、 タクシーの待ち時間に温かい紅茶を出してくれるなど、 ホスピタリティは高いと思いました。
まとめ
料金高めですが、思い出作りには良いと思いました。私には1日で十分でした。