スイス鉄道の旅〜ホテル編〜
(ホテルエデンから見た幻想的なサンモリッツの風景)
つれづれです。
スイスの旅で利用したホテルを一挙に紹介したいと思います。
目次
ユニークホテルエデン
サンモリッツにあるホテルです。
行き方
サンモリッツは坂の町で、移動がやや大変です。
案内も何もないのですが、列車をサンモリッツ駅で降りて、 駅舎を背中側に向かって左手に町中に行けるエスカレーターが設置 されています。これを使うとかなり便利です。2017年6月現在、周辺を工事中でわかりづらいです。下の写真では、左手に行けばエスカレーターが設置されている建物に行けます。
ホテルはさらに上方にありますので、 ここからさらにエレベーターを利用します。下の写真のPalace Galerieのエレベーターで上に1階だけ上がります。
そうするとかなり近道になります。バスでも行けるようなのですが、今回は調べていません。
部屋
小さめですが、日本人の感覚では必要充分です。
気になったのは、 シャワーの衝立が完全にシャワーを防げないことでした。ただし、 自分の使い方で、なんとかなりそうではありました。 あとは隣の部屋の音が多少聞こえることでした。
アフタヌーン・ティー
ケーキとコーヒー、紅茶などが無料で提供されています。
味も美味しかったのですが、ケーキはすぐに無くなっていました。 食べたい方は早めにどうぞ。
朝食
地下1階が会場でした。係の人に挨拶すると、 適当な席を勧められます。
卵焼、ベーコン、ハム、スモークサーモン、カットフルーツ、 パン類などがあります。 野菜はミニトマトと薄切りキュウリくらいで、少なめです。
味は美味しくて満足できました。
スタッフ
中年の女主人とその息子? みたいな体格が良い男性は英語が堪能です。
私の場合、 近くのケーブルカーを利用できるカードを貸してもらえたのですが 、 女主人はその使い方や10スイスフランのデポジットが必要な話し を丁寧にしてくれました。
帰りはカルロスさんという少し小柄な男性に車で駅まで送って頂き ました。私以外に昨日まで日本人が2人いて、 その方達はポルトガルに旅立った話なども聞かせてくれました。
まとめ
比較的手頃な料金で宿泊でき、朝食も美味しく、 スタッフの方々も良い方達ですので、オススメします。ただ、 夕食の提供がないので、自分で確保する必要があります。 COOPというスーパーもありますが、 19時くらいには閉まるので、注意が必要です。
ユーロホテル&スパ
マッターホルン近くのツェルマットで泊まったホテルです。
行き方
ホテルのタクシーが往復で利用可能でした。私は気づかずに、 帰りだけ利用しました。なお、帰りにはポーターが出払っていて、 ホテルのマネージャーが送ってくれました。
一応、下の写真のツェルマット駅から歩いても15分くらいで着きます。 道はさほど悪くはないので歩きでも可だとは思いました。
部屋
マッターホルンが見える部屋にしましたが、 まさに写真の通りでした。最高の眺望でした。
早朝に早起きして朝焼けも撮りましたが、最高に美しかったです。それだけでも泊まる価値があると言えるでしょう。
このホテルではターンダウンサービスがあり、少し驚きました。プチ高級ホテルですね。
気になった点は、排水の音が周囲から多いのと、 上の階の足音がうるさいこと、 バルコニーのプライバシーの少なさでした。
バルコニーは短めな衝立があるだけで、容易に隣に行けます。 ただし、 外からバルコニーのドアを開けられない構造にはなっていました。ちなみにバルコニーでは喫煙可です。
朝食
レストランでビュッフェ形式で頂きました。ここではコーヒーはサーブしてくれますが、紅茶はセルフでした。
チーズやハム類のバリエーションが豊富で、 ここのハムは特に美味しかったです。
スタッフ
気さくな感じの明るいスタッフの方々でした。
まとめ
眺望、朝食、ターンダウンサービスなどは大変良いので、 音の問題が気にならなければ良いと思います。
ホテルアンカールツェルン
ルツェルンで泊まったホテルです。
行き方
ルツェルンの駅を降りて、 正面にあるエスカレーターで地下に行き、 さらに正面のエスカレーターで地上に出て、 カペル橋がある川沿いへ左に出てからホテルへ行くとスムーズだと 思いました。
部屋
ドアがやや重たいのですが、道路に面していても、 遮音性が高くて静かでした。
シャワーの水跳ねも一番少なかったです。
部屋としては広くありませんが、私には居心地が良かったです。
朝食
フロントがある1階にあるレストランが会場です。
全般的美味しく、 特に蜂蜜が箱入りで置いてあったのには驚きました。
気になった点は、朝食で果物はそのまま出されていて、 カットしたければ自分でする必要があることでした。
スタッフ
明るくて良い雰囲気のあるスタッフばかりでした。
まとめ
安めのホテルですが、リーズナブルで良いホテルだと思います。 もっと高評価でも良いと思いました。少しだけ段差がある部分があるので、そこは覚悟しておいた方がよいでしょう。
ホテルダングルテール
ジュネーブで泊まった5つ星ホテルです。
行き方
ジュネーブの駅から歩いて10分くらいですが、 ジュネーブの町中に凸凹があり、少し歩きづらいです。
部屋
装飾が綺麗なのですが、機能的とは言いづらいです。
雰囲気を楽しみたい方にはうってつけでしょう。トイレの照明がブルーだったのは良くわかりません(笑)。
他に気になった点は、床が所々できしむ音がすることでした。 この現象はホテルの廊下でもよくありました。 よく言えば味があるのでしょうか。
スタッフ
五つ星らしく丁寧できちんとしています。多少、 英語が聞き取り辛いところがあったくらいでした。
早朝のチェックアウトでしたが、 モーニングコールからチェックアウト後のタクシーの手配、 荷物の搬出、 タクシーの待ち時間に温かい紅茶を出してくれるなど、 ホスピタリティは高いと思いました。
まとめ
料金高めですが、思い出作りには良いと思いました。私には1日で十分でした。
スイス鉄道の旅〜成田ースイス、エティハド航空ビジネスクラス編〜
つれづれです。
今回は空港や機内の様子について書きたいと思います。
目次
成田→アブダビ
空港のチェックインはANAの職員がしていました。 早々にチェックインを終え、 保安検査場には優先レーンで入りました。
出国審査後には、成田トラベルラウンジを利用しました。 成田空港にはエティハド航空の専用ラウンジは無く、 代わりに成田トラベルラウンジが利用可能でした。
成田トラベルラウンジは小さめで、 トイレは外にあるくらいでした。 利用料を払えば誰でも利用可能で、食事も有料です。しかし、 エティハド航空のビジネスクラス利用者はすべて無料でした。私はカレー、チーズケーキなどを頂きましたが、 量は少なめながら、美味しかったです。
時間が来て機内に乗り込みますと、 ビジネスクラスは流石というべき豪華さでした。
食事では、ラムチョップとスープをワインと一緒に頂きました。 肉はそれほど美味しくはなかったですが、 スープは美味しかったです。
アブダビに着く直前に、 冷やし天ぷら蕎麦とおにぎりのセットも頂きました。 おにぎりのお米がパサつき気味でしたが、 機内食と考えればかなり良いと思いました。
おまけで付いていたガーリック味のポテトチップも結構好みでした 。
ただ、以前から指摘されているようですが、 映画などは日本語のものは皆無?でした。 良く探せばあるのでしょうか。 意外と面白かったのがゲームでした(笑)。
なお、アブダビではビジネスクラスの人は、 エコノミーとは異なる革張りの豪華なバスで移動しました。 ここまできちんと差を付けているのは、ある意味立派でしょう。
アブダビ→チューリヒ
深夜にアラブ首長国連邦のアブダビに到着し、 2時間ほど待ち時間がありましたので、 エティハド航空のラウンジを利用してみました。
地元のラウンジですから、かなり広く、 料理や飲み物を提供する場所が二ヶ所ありました。
私はお腹が一杯でしたので、紅茶だけ頂きました。
トイレも利用しましたが、思ったよりも小さくて、 ラウンジの広さに見合わないと思いました。 トイレ付近に係の人がいて、頻繁に綺麗にしていました。
チューリヒ行きの飛行機にはバスで移動しました。
機内に入ると気がつきましたが、 成田ーアブダビ間にはあったスリッパがありませんでした。
離陸前後で食事の希望を聞かれました。 私は眠くて仕方無かったのもありますが、 時間的にも早朝に出してもらうようにお願いしました。
早朝に出してもらった食事はとても美味しかったです。 機内が暗かったので、写真の写りは良くありませんでした。
個人的には、成田ーアブダビ間の夕食よりも、 ここでの朝食の方が美味しかったです。
なお、この2回とも着陸は大変穏やかでした。 ANAやJALの国際線よりパイロットの腕が良いのでしょうか。
ジュネーブ→デュッセルドルフ
元々、 ジュネーブからチューリヒに戻ってアブダビに戻る旅程でしたが、 搭乗予定の飛行機がキャンセルになってしまいました。
このキャンセルは成田に行く数日前にあり、 翌日見慣れない番号から電話がありました。
電話に出てみるとエティハド航空からの電話でした。 英語でキャンセルによる旅程の変更を提案されました。
ジュネーブからチューリヒではなく、 パートナーシップがあるエアベルリンでドイツのデュッセルドルフ に行き、そこからアブダビに行く内容でした。
はじめ、 電話でデュッセルドルフの単語が聞き取れなかったのですが、 Germanyという単語が聞き取れたので、 話が分かるようになりました。
さて、帰国当日は朝早く起きて、 五時過ぎにはジュネーブ空港に着きました。
早朝でしたので、タクシーでジュネーブの滞在先( ダングルテール)から行きましたが、 37スイスフランもかかりました。 時間としては10分くらいでしたが、1. 5倍の割増料金を取られたためだと思われました。まぁ、 仕方ないですね。
ジュネーブ空港はターミナルが一つしかありません。 タクシー降り場の目の前から入ってすぐには、 スイスインターナショナル航空のチェックインカウンターが並んで いますが、エアベルリンは見当たりません。
エアベルリンは他の航空会社とまとめて扱うチェックインカウンタ ーに入っており、なかなか見つけるのが大変でした。
ビジネスクラスのカウンターはエコノミークラスに比べて空いてい ましたが、 係の人にビジネスクラスかどうかを丹念に確認されました。
何はともあれ、無事にチェックインを済ませて、 スーツケースを預けることができました。
嬉しいことに、 ジュネーブ空港には保安検査場の優先レーンがあり、 搭乗券に付いているバーコードで入る仕組みでした。
ビジネスクラスなので当然ではありますが、 チェックインカウンターや保安検査場の優先レーンが利用できるの は嬉しいですね。
ジュネーブでは出国審査がないことに後で気がつきました。スイスはEUには非加盟ですが、シェンゲン協定は結んでいますので、このようなことが可能なのでしょう。
飛行機は久しぶりにプロペラ機でした。たまには良いですね。 味があります。
一応、ビジネスクラスだったのですが、 シートは他の人と同じでした。 普通は有料のコーヒーなどが無料で、 私はジュースとコーヒーを頂きました。
デュッセルドルフ→アブダビ
鮮やかに着地し、空港に着くとバスで移動したのですが、 バスは2回停車しました。 1回目はデュッセルドルフで降りる人で、 2回目は乗り継ぎの人でした。
乗り継ぎの停車位置から空港に入り、 あっさりと出国審査を済ませてから、時間がありましたので、 エアベルリンのラウンジに寄ってみました。
ちなみに、 このラウンジはプライオリティパスやワンワールドのステイタス保 持者も利用可能です。
ラウンジはそんなに広くもなく、 食事もあまり豊富ではありませんでした。トイレも一応あるというレベルで、数は少なめに感じました。 日本のラウンジのトイレが多すぎるのでしょうか。私はクロワッサンと紅茶などを頂いて、出てしまいました。 写真は特に撮りませんでした。
アブダビ行きの機内は、往路と同様でしたが、 食事のメニューが違っていました。クレソンのスープ、 サーロインステーキ、フルーツを頂きました。 ステーキは少し硬めでした。 基本的にスープに外れはないようです。
アブダビ→成田
往路と同じく、保安検査を再度受けてから、 ラウンジへ行きました。
この時の保安検査では空港で購入したペットボトルが回収されてし まいました。 往路では機内の水のペットボトルを持って行ってもスルーでしたが …。基準がいまいち分かりませんでした。
エティハド航空のラウンジでは、 今回は少しお腹が空いていたので、つまんでみました。 味は結構良いです。巻き寿司もありましたが、 これがまたいける味でした。
搭乗時間が迫り機内へ。
夕食も食べられたのですが、 ラウンジでの食事と日本時間で深夜ということもあり、 朝方に食べることにしました。
早朝に目が覚めて、 残念ながらテンダーロインステーキを食べようとしましたが品切れ になっていました。食べたいものは早めに頼まないとダメですね。
仕方なく、鶏肉のメインにして、 前菜とライチのプリンを頂きました。 鶏肉料理のソースは独特でしたが美味しかったと思います。 特にプリンは変わっていて、底にはライチが入っていました。 とても美味しかったです。
ウォーレンバフェットの半生のドキュメントを何となく観てから、 もう一眠りしました。
昼前に目が覚めて、 フルーツスムージーとポテトチップスを頂きました。 このときのポテトチップスはうす塩でした。 ガーリック味の方が好きでした。
まとめ
- 早目に予定を立てておけば、割高なヨーロッパ旅行で、
快適なビジネスクラスを格安で利用できました。 - エティハド航空は、機内のエンターテイメント以外では、
サービス全般で大きな不満もないので、 セールでの利用を強くオススメします!