年会費が無料になるダイナースクラブカードがあることを知っていますか?
つれづれです。明けましておめでとうございます。今年1年もブログを気楽に書き続けたいと思います。
さて、今回もクレジットカードの話ですが、つれづれも所有しているダイナースクラブカードに関するお得な情報を紹介します。
そもそもダイナースクラブカードとは?
クレジットカードの国際ブランドの一つ。元々第二次世界大戦直後の1950年のアメリカが発祥。レストランで現金なしで食事ができるように作られたもので、その後現代のプラスティック製カードを発明しています。元々の会社自体はシティグループ→ディスカバーという会社に順次買収されています。
日本上陸は1960年で、入会には年齢33歳以上、勤続10年以上の役職者または自営10年以上、自家保有と公表されていたようです。昔は高いハードルがあったようですね。ただ、現在はそうではなくなってきていて、実際私もこれに当てはまりません。
ダイナースクラブカードの最上位はダイナースクラブプレミアムカードで、券面がブラックのため、いわゆるブラックカードと称されることがあります。
ダイナースクラブカードのメリット・デメリットとは?
メリット:
- 一応ステイタスカードと言われている(気にする人は気にする)
- 利用金額の制限はないことになっている(おそらく1〜数百万円)
- 100円=1ポイント貯まる
- ダイナールグローバルマイレージの手数料(6,480円・税込)を支払うと、ANAなどの航空会社に1,000P=1,000マイルで移行できる。移行期間も短め。
- SPG、HHonorsなどのホテルブランドへのポイント移行もできる。
- ANA skyコイン、スターバックス、楽天スーパーポイントにも移行はできる(ただし、レートが悪いのでオススメしない)。
- 日本国内の空港ラウンジと国外500の空港ラウンジが1枚で利用できる(プライオリティパスとは別のもの)。本人、家族会員ともOK。
- レストランや食品(ワイン、チーズなど)に関するキャンペーンが多い
- ポイントモールでのポイント付与率が圧倒的に高い(2〜20%)
- 旅行やホテル・旅館の優待
- 海外旅行の保険が基本的に自動付帯で、割と高額。
↓海外旅行保険の内容(ダイナースクラブホームページより)
↓ちなみにマイル・ホテルポイント移行先(ダイナースクラブホームページより)
デメリット:
- 地方や海外では利用できない店舗がある*1)
- JALにはポイント移行が直接はできない(交換レートが落ちるがSPGなどのホテルポイント経由なら可)。
- ステイタスカードに付きものの24時間コンシェルジュはない。
- 27歳以上しか申し込めない
- 国内旅行保険が利用付帯(金額は悪くないが)
↓国内旅行保険の内容(ダイナースクラブホームページより)
*1)個人的には、地方や海外で利用しづらい点が一番のネックです。少なくとも、もう一枚のVISAかマスターブランドのクレジットカードがないと正直キツいです。アメックス併用でも悪くないですが、ダイナース、アメックスが両方とも海外で使えないケースがあるので、この2枚だけ持つのはオススメはしません。
それで、どうして年会費無料なの?
ズバリ、銀行の提携カードがあるからです。昔はシティバンク銀行が発行していましたが、日本の個人業務撤退に伴って、事業を引き継いだSMBC信託銀行が現在も発行を継続しています。
銀行提携のため、銀行口座を開設することと、指定された額の利用が必要になります。入会初年度は、入会直後の3ヶ月で10万円以上、以降は毎年30万円以上の利用で、年会費が家族会員も含めて無料になります。
↓SMBC信託銀行発行クレジットカード一覧
https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/pdf/bank_cards.pdf
通常のダイナークラブカードであれば、年会費は23,760円(税込)、家族会員は5,400円(税込)ですから、もし家族1人分も申し込むと23,760+5,400=29,160円になるので、還元率が下がる初年度以降の還元率でも29,160÷300,000×100=9,72%と高還元率です。
しかも、初年度以降に30万円を使うと、そのときのポイントももらえますから、よりお得感が増します。3,000ポイントもらえますから、例えばANAの3,000マイルに換えられます。
注意点
ここで注意点をひとつ!提携カードではより上位のプレミアムカードへの招待が来ません。ただし、銀行預金を5,000万円相当以上用意できれば、通常のダイナースクラブプレミアムカードの半額の年会費で取得が可能ですが、一般の感覚からすれば非現実的な条件だと思います。ダイナースクラブプレミアムカードを目指す方は、プロパーのカードを取得した方が良いと思います。
ちなみに、プロパー希望であれば、今なら1月31日までポイントタウン経由がお得です。ポイントタウンのポイントは20P=1円の換算なので、43,000円分のポイントがもらえます。
追記)他のポイントサイトであるGet Moneyでは、プロパーのダイナースクラブカードの発行で現在50,000円分のポイントがもらえます。
ポイント交換先はポイントタウンとあまり差はありません。合わせてご参考にしてください。なお、申し込み期限の記載がありませんでしたので、突然終了する可能性があります。→2016年1月16日まで 460,000ポイントと少し減りましたが、まだお薦めですね。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?もし、都会に住んでいる方で興味があれば、一度は提携のダイナースクラブカードに挑戦してみるのも良いと思います。
空港ラウンジは海外でも500ヶ所をカバーしていますので、プライオリティパスの700ヶ所には少し及びませんが、かなり頑張っていると言えます。24時間コンシェルジュが不要な人で、ステイタスカードをお得に使いたい方にはかなり適しているカードだと思います。
実際、マイル移行を主体に、私もしばらくはメインカードにしていました。実質年会費無料でこのハイスペックはお得です。レストランや食品関連のキャンペーンが魅力的なので、今後も当分維持するつもりです。